上司に退職届を受け取って貰えない場合の対処法

q896

企業に退職届を出しても、就業規則に退職する3、4ヶ月前に申し出る必要があるといった条件があったり、退職するなら穴埋めのための損害賠償を払えと言われたといった話は偶に聞きます。

まず最初に結論を言えば、社員やアルバイト、パートに関わらずに無期雇用として雇われているのでしたら、企業は社員の退職を引き留めることはできません。

法律上は、退職の意思表明をして2週間経てば労働契約を解除できるとされています。ただ、引き継ぎなどをする期間を考えると、1ヶ月間は勤める事が望ましいと言えます。実際にほとんどの企業は、就業規則に1ヶ月前に退職の申し出をするように定めている事が多いです。

ただ、1ヶ月経っても退職して貰えなかったり、就業規則に3、4ヶ月前の申し出といった理不尽な記載があるのでしたら、無視して規定の日数(14日後か1ヶ月程度)が経ったら退職して問題はありません(退職する日は、退職届を提出する時に知らせるようにしてくださいね)。

ただ、企業との余計なトラブルを発生させたくないのでしたら、徹底して話し合う事も大切です。

なお、退職が決まっている社員の有給休暇の申し出は、企業は断る事ができないので、忘れずに消化しておきましょう。

スポンサーリンク

損害賠償の請求はされるのか

退職で損害賠償の請求をされる事は、基本的にありません。

法律で定められた14日経過の前に出勤しなくなった場合(上司に退職する意思を表明している事を前提としています)は、具体的な金額な損失と該当社員の欠勤による明確な因果関係が認められれば損害賠償を請求されるか可能性はあります…が証明する事は困難と言えるので杞憂で終わる可能性が非常に高いと言えます(オススメはしませんが)。

また、有給休暇が残っているのでしたら消化することもできますしね…

ただ、余計なトラブルを避けるのでしたら、最低でも法律の定めた14日間は出勤する事をオススメします。

なお、自分が辞めた事による、求人の掲載費や穴埋め代等が発生する事はないので安心してください。

社員が退職する事は、企業が抱えるリスクの一つです。間違っても退職する社員が負う事ではありません。

ただ、退職後の離職票の受け取りといった事務手続きから給料未払いのトラブルなどを起こさないためにも、就業規則に定められている1ヶ月前(3、4ヶ月前といったものは無視しても良いと思います)の退職の申しでは守っって、引き継ぎ等をすることをオススメします。

次に転職する企業と、取引している可能性なども0ではないですし、どこかで関わる可能性もあります。したがって、ある程度のマナーは守るようにしましょう。

退職の意思を表明されていないと言われたら

f8612c69127fcc702176f5a3ad0efc6d_s

もし、ブラック企業によっては、口頭の退職意思を伝えただけではシラを切られる可能性もあります。また、退職届も同様に、受け取ってないと言われる可能性もあります。

そのような可能性があるのでしたら、内容証明郵便などで退職届を提出して証拠を残す良いと思います。

後から無断欠勤による懲戒解雇などといった問題に発展させないためにも、証拠は残して置いた方が良い場合もあります。

企業を見極めた上で、無用なトラブルに備えておきましょう。

有期雇用の場合は簡単には辞めれない

期限を定めた雇用契約をしている場合は、期限が満了されるまで原則として退職する事はできません。これは、企業側も同様で、期限が満了されるまで社員を解雇する事はできません。

仮に社員側から退職する場合は、損害賠償が発生するリスクもあります。企業が無理に退職させる場合は、残りの雇用期間分の給料を支払うことになる場合もあります。

ただ、やむをえない事情がある場合は有期雇用でも退職が認められる場合もあります。

なお、有期雇用は、1年を超えて契約してはいけないと労働基準法で決まっています。そのため、1年を超えて契約されていても、1年を超えたら無期雇用同様に退職する事はできます。

なお、雇用契約の際に期限が定められていない場合は、基本的に社員、パート、アルバイト問わずに無期雇用の扱いとされます。

※この記事に述べられている法律の内容は、私がネットの情報を参考にした個人の意見になります。内容に不備がある可能性もあるのが、ご了承ください。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加