出世を望まない若者は間違っているのか

断る

ある雑誌のアンケート(若者1000人を対象)では、今の若者の約6割が出世したくない、または出世について拘っていないと答えています。

これを聞くと、年配の方は「今の若者は…」と述べたり、草食系と述べたりしますが、一方で仕方のない反応とも私は言えます。

出世して役職を得て行けば責任が伴い忙しくなるのに比例して待遇面も目に見えて向上するのでしたら良いでしょう。加えて定年まで働き続ける事ができると確信のある企業と判断できるのでしたら、より出世を望む若者は増えます。

実際に、出世したいと思っている方は、このような恵まれた企業に働いているか、目的持って働いている方だと思います。

一方で、今の企業の多くは、昔と違って終身雇用を期待できる程の信頼度はありませんし、給料の上がり方も昔と違って非常に抑えています。

企業によっては、責任が増え仕事が忙しくなるのに、給料が数千円上がる程度…なんてことも多いです。酷い場合ですと、役職を得た事で残業代が貰えなくなり、むしろ給料が下がることもあります(残業代>役職手当)。

出世によるメリットよりもデメリットが目立つのでしたら、出世したいと思う方は少ないは当然と言えます。

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出世しても簡単にリストラされる

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出世するために、企業に対して滅私奉公する…昔は当たり前の事でしたが、今の若者は汗水垂らして企業に貢献して出世した中高年の方が容赦なくリストラの対象にされているのを目の当たりにしています。

ニュースなどでも大手企業のメーカが、希望退職者を募っている事が取り上げられますが、それは日本を代表する企業だから特別取り上げらるだけで、中小企業、大企業関わらずに影でリストラは断行されています。

そのような後ろ姿を見ながら、一つの企業に人生の半分近くを捧げてまで本気で働きたいかと問われると…難しいと言えます。

企業側も、社員を家族のように思っているなど口先だけ良い事を言っても、経営が危険になったら容赦はありません。

それだったら、もっとプライベートな時間を優先して働きたい方や、企業が危険な状態だったら一緒に乗り越えるのではなく、さっさと転職した方が良いと考えるのは当然と言えるでしょう。

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出世しないと経験できない仕事があるのも事実

サラリーマン

出世しても責任しか増えないといった企業で役職を貰っても仕方がないのは確かですが、一方でマネジメントや実益が伴う仕事に直接関わるには、出世して行く必要はあります。

将来的に、転職する事を考えたり、リストラされても再就職先を見つけるの事を考えると、待遇を多少度外視して能力を上げて置く事は結果的にリスク回避に繋がります。

そのため、出世を拒否して働きたい気持ちは分かりますが、一方で年齢を取るごとにリスクが上がって行くのも事実です。実際に出世を拒否して年齢に見合わない簡単な仕事をされては、企業にとっては重荷でしかありません。

それこそ、リストラ候補にされてしまいます。

そのため、出世を望まない事が正しい、間違っているに関わらず、将来の事を考えれば出世して経験を積まないのは非常にリスクが高いと言えます。

もし、出世しても仕事が忙しくなる上で、残業代が貰えなくなり給料が下がるなどのデメリットが大きいのでしたら、若い内にそのよのような企業からは転職する事を考えた方がいいです。

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