部下の仕事のミスを叱ったらパワハラと訴えられるリスクはあるのか

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昔と違って、ネットで簡単に法律の知識が手に入るようなったので、部下を叱るだけでもパワハラにならないように注意する必要があります。

間違っても、頭に血が上って怒鳴りつけるような事はしてはいけないのが、今の職場環境と言えます。

パワハラになりかねない叱り方を日常的にしていると、評価に響くどころか、あなたが原因で会社が訴えられる事態になることもあります。

実際に、精神疾患になったり、自殺の原因としてパワハラが認められ、損害賠償に発展したケースもあります。

他の要因が一切無く、部下のミスを叱っただけで、そこまで発展する事は無いと思いますが、パワハラをしている本人だけが気づいていないケースも多いので注意が必要です。

また、訴えられなくても、叱り方が問題で、新入社員が短期退職すると、あなたの教育に問題があると上司に判断されて、出世に響くこともあります。

そのため、部下を叱る際は細心の注意を払いながら、冷静に対処する必要があります。

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部下を叱る上で絶対に言ってはいけない叱り方

部下を叱る際に絶対に言ってはいけないのが、「仕事のミスに関わらないこと」になります。

具体的には、本人の人格を否定する言葉や部下の親の侮辱、プライベートの過ごし方に対する否定になります。

また、単純な言葉になる侮辱…「バカ」、「のろま」、「アホ」といった言葉になります。

部下を叱る上で不要な上に、相手を威嚇したり、侮辱する言葉を、上の立場の者が使用したら、それだけでパワハラと判断される可能性もあります。

更に言えば、人格を否定したり侮辱する言葉を、周りの目がある場所述べたら、慰謝料を求められるような自体になる可能性も少なからずあります(単純に他の社員前やお客の前で叱ったらダメという訳ではありません)。

後から、頭に血が上って言ってしまった…では済まされない事態に発展することもあるので注意してください。

叱るのではなく注意するつもりで話す

上司は、部下の親ではないので、そもそも叱りつけるという考え方はしない方が良いかもしれません。

あくまでも、部下が再度同じミスをしないようしに注意とアドバイスをする姿勢が大切です。

また、注意する際は、自分にも否が無かったか確認してください。特に新入社員のミスの場合は、上司側が事前に教える必要がある部分を見落としているケースもあります。

だからといって、相談なしでミスをした部下を注意する事は間違っていませんが、一方的に部下のせいにして、部下は上司に対して不満を持つことになります。

そのため、冷静に注意とアドバイス、そして自分の教育不足か否かを判断して、再発を防ぐように心掛けてください。

怒鳴ると、相手を委縮させて、逆に相談しに来てくれなくなったり、他の社員に相談するようになって、部下から信頼されていないと判断される可能性もあるので注意してください。

仮に言葉が粗くなった場合でも、前述したように仕事のミスに関わらない点に関してまで踏み込まないようにしましょう。

会社はパワハラに敏感になっている

少子高齢化の進む日本では、若手を確保するのが少しずつ大変になっていますし、就職しても簡単に転職する若者が増えています。

だからこそ、若手の育成と定着は、会社が成長して行く上で重要と言えます。

また、ネットで会社の評判が簡単に投稿されるので、「パワハラがある会社」なんてレッテルを張られたら人材不足が加速する原因にもなります。

加えて言えば、実際に訴えられるかどうか置いておいても、そのリスクが発生するだけでも会社としては、余計な手間と言えます。

そのため、部下を叱る際は、冷静に注意する姿勢で対応し、仮に自分よりも上の上司に部下が相談する事があっても、自分に非が無かったことを証明できるようしておいてください(部下に改善が見られなければ、事前に勤務態度や仕事能力を上司に伝えておく等)。

また、ミスを改善させる時に注意したいのが、根性論を使うことです。最近の若者は、根性論や精神論の仕事方法に否定的なので、離職の原因にもなります。

そのため、ミスを注意している理由、そしてミスを回避する方法などを冷静に指導するようにしましょう。

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