サービス残業中の怪我は労災になるのか

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サービス残業自体が労働基準法上では違法と言えますが、万が一サービス残業中に怪我等を負ったのでしたら労災保険支給(通称:労災)の対象になります。

なお、労災の申請に関しては企業の承認などは不要です。企業の承認がなくても労働基準監督署で労災の申請をするようにしましょう。

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労災が適用される範囲

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労災が適用される病気や怪我は、『業務上』に発生した事が条件になります。そのため、サービス残業であっても、事業主や指揮監督権のある上司の指示で業務をしているのでしたら、業務上で認定されるのが一般的になります。

なお、サービス残業とはことなりますが、通勤時の事故などでも労災の対象になります。ただ、自動車事故などいった保険を適用しての賠償請求もできるので、その場合は労災と重複して請求できなので注意しましょう。

帰宅時の事故や災害によって怪我をした場合は、帰宅の経路から逸脱・中断していないかが焦点になります。まっすぐ家に帰宅する途中で被災した場合は、問題なく労災の対象になりますが、業務と認められない接待などをした帰りの場合は、労災に認められないこともあるので注意しましょう。

労災による裁判とは

労災によって争われた裁判としては、トヨタの過労死事件などが代表的です。トヨタが過労死による事実を認めなかったことが争いになった原因になります。最終的には、トヨタ側の嘘が暴かれて断罪されています。

このような裁判が起こる原因としては、労働基準監督署に労災の申請をすると、労働基準監督署側は企業に事情を聴くことになりますが、この時に企業側が否定することあるからです。証明する場合は、証拠や証言などが必要になることので、労働基準監督署の相談員と話し合いながら進めるようにしましょう。

なお、労災の申請に関しては、基本的に雇用者側に負担はありません。また、業務上の怪我や病気が原因で休職する場合は、企業側に解雇の規制なども掛かります。

⇒ 病気・怪我の休職で解雇された場合の対処

泣き寝入りしないためにも、仕事中に怪我をしたら思い悩まずに労災を申請するようにしましょう。

サービス残業自体違法である事を知ろう

サービス残業中に怪我をしたら労災になるのだろうかという悩みは切実だと思いますが、一方で何度も言うようにサービス残業は違法な行為になります。ただ、現在の日本の実体としては、多かれ少なかれのサービス残業は見過ごされているのが現状です。ただ、不意の事故などが発生しやすい過酷な職場で、サービス残業を強いるような企業が、まともかと言われると疑問が残ります。

そのため、働きながら転職活動をして、迅速に転職する事をオススメします。

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