求人内容と実際の雇用条件が違う求人詐欺に注意

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景気の上向きと、少子高齢化による人手不足が原因で、新卒を集めるために求人の内容と契約を交わす段階での雇用契約書の内容が異なっている求人詐欺が最近問題になっています。

ただ、これは新卒に限った話ではありません。

中途の採用をしている企業の求人でも、実際の雇用契約の内容と求人が違ったといった不満をよく聞きます。

面接の段階で分かれば断ることができますが、既に前職を辞めていたら、生活資金などを考慮すると、誰でも条件が違うからといって辞退できるという訳ではないです。

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雇用契約を是正させる事はできるのか

入社する前の段階で、求人と実際の雇用契約の内容が異なっている事を教えて貰った場合は、入社後に是正して貰う事は基本的にできませんし、訴える事も難しいです。

もし、入社した後に実際の待遇と異なっている場合は、労働基準監督署を通して是正申告して貰ったり、労働審判に訴える事も可能です。

ただ、企業側は是正申告に従ってしまうと、全ての社員の待遇を見直すことになるので、基本的には従わずに、解雇予告金や慰謝料などで辞めて貰う方向を取る事が一般的です。詳しくは「求人の募集要項と実際の待遇が違ったら」で述べていますが、求人の条件に合わせて貰って、入社して働く事は無理だと思った方がいいです。

悪質な企業の中では、相手が仕事を辞めたり、就職活動が上手く行っていない等の事情を知った上で、最後の雇用契約を交わす段階で、本来の条件を伝える事もあります。

そして、「条件を受け入れられないなら採用を取り消しにする」と脅すことがあります。人によっては、泣く泣く受けれいれる方もいらっしゃいます。

ただ、そのような脅しに屈して入社すると、その後も理不尽な対応をしても退職しない人材を目を付けられる可能性もあります。

そのため、万が一そのような悪質な企業の選考を受けてしまったら、多少のリスクを負っても入社を辞退する事をオススメします。

結局、ブラックな環境に耐えられずに辞めてしまった…となると時間も無駄になりますし、余計な職歴によって転職活動で足を引っ張られる結果になる可能性もあります。

求人詐欺に応募しないためには

求人の時点で不信に思うべき点としては

・残業代についての記載がない

・「完全」が抜けた週休2日

・「営業所によって勤務時間・休日日数が異なってくる」と記載されている

騙すこと前提に記載されると、求人から判断する事は無理ですが、求職者を勘違いさせようとしている場合は、上記の項目から危険な求人を判断できる可能性があります。

残業代についての記載がないというのは、給与の欄に基本給のみしか書いていなかったりする場合です。

企業によっては、残業代について記載せずに、当然のように基本給に見なし残業代を加えていることもあります。他には、騙しているとまで言えませんが、諸手当込で済ましているため、残業代手当が含まれているのか判断できない事もあります。

そして、休日日数に関して注意しないといけないのが、完全週休2日制か週休2日制かの違いです。

完全週休2日制の場合は、言葉通り週に2日の休みが保証されており、仮に出勤せざる得ない場合は、代休が用意されます。一方で、週休2日の場合は、月に2回休日がある週が1週でもあれば記載できます。

そのため、週休2日の場合は、1週しか2日休めない場合もあるので注意してください。

最後の営業所によって勤務時間や休日日数が異なってくる…といった記載の求人要注意です。この記載をしている求人全てとは言いませんが、私の知っているあるブラック企業は、このような記載をしています。

出勤時間も残業時間も営業所によって異なってくるので、勤務時間が曖昧になりやすいですし、長時間労働の温床になりやすいです。

全てがブラックという訳ではありませんが、もし応募する際は、面接の時に細かく条件について追及する事をオススメします。もし嫌がられて落とされたのでしたら、ブラックだったと思いましょう。

最終的には、面接の段階で、求人の内容を確認する必要が出てきますが、余計な時間を使わないためにも、求人や口コミサイトから危険性のある企業は除外する事をオススメします。

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