公務員は解雇されずに安定して定年まで迎えられるのか

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公務員と聞くと

・安定している

・リストラ、解雇されない

・そこそこ給料が高い

・残業が少ない

この4つの魅力を信じて、公務員仕事にそれ程興味が無くても、公務員試験を受ける方は多いですし、上記の志望動機を抱いて実際に就職した方も多いと思います。

確かに上記に当てはまる職場も少数ながら存在する可能性もありますが、現実はそれ程甘くありません。

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解雇されずに安定して定年まで働けるのか

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公務員は、刑罰を受けたり、重大な規律違反(情報の漏えいなど)、心身の故障等がなければ解雇される事はないだろうと思っている方が多いと思います。

確かに、勤務成績が悪いといった理由でも一応は解雇・リストラされる余地はありますが、その場合は余程勤務態度に問題がない限りは下されることがありません。

また、民間企業のように経営不振により整理解雇なども断行する事は基本的にできません。仮に整理解雇する事が認められるようになっても、公務員試験を突破して採用された方ではなく、公務員の非正規雇用による官製ワーキングプアとはで詳しく述べている非正規雇用の公務員が対象になると思います。

ここまで述べると、「やはり定年まで安定して働けるのは?」と思うかもしれませんが、実際は遠回しに自主退職を進める事もあります。

方法としては、民間企業同様に仕事を回さないようにして暇な時間を永遠と味合わせる等が典型的になります。また、後述しますが市役所や県庁でも部署によって忙しさは全く違います。その中でも激務とされる部署にずっと置くといった方法も考えられます。

もちろん、このような嫌がらせを意に介さずに働けるのでしたら、定年まで働き続ける事は出来ると言えますが…心が強くないと難しいかもしれません。

なお、一応能力不足で大阪市の職員が2名が免職された例もありますが、これは例外かなと個人的には思います。

給料は高いのか

市役所や地方公務員の給料が高くなるのは、基本的には40代以降だと思った方がいいです。

20代や30代に関しては、民間に勤めている世代と比べると低い可能性もあります。

ただ、公務員専用の宿舎などを利用できれば、家賃等を抑える事ができるので、結果的に手元に残る給料は同世代より多い可能性はあります。

なお年金に関しては、厚生年金に一元化される事が決まっています。それでも、福利厚生に関しては十分整っていますが、少しずつ公務員の利点は削られています。

なお、公務員にも出世のポスト争いはあるので、敗れてしまうと、その時点で給料の上がり幅は大幅に下がる事も覚悟する必要があります。

残業は少ないのか

残業に関しては勤めている職場、部署によって全く異なってきます。国家公務員として省庁などに努めれば、毎日終電帰りになることも覚悟する必要があります。

地方公務員の県庁勤めも、職場によって忙しさは異なりますが、毎日残業及び土曜日の出勤を強いられている場所もあります。

残業代などはしっかいと支給されますが、それ程楽な仕事ではないと言えます。実際に県庁に勤めている友人を見た限りでは、民間と比べて楽とは全く思いません。

また、部署に関しては福祉が一番辛いと聞きます。

生活保護の相談から最近問題になっている介護施設のトラブルなどの対処に日々追われていると聞きます。

部署ごとに専門的な知識を求められる事もあり、帰宅後も勉強に追われているような方もいるようです。

まあ…一方で比較的に楽な部署もありますので運の要素によっても忙しさは変わって来るかもしれません。

ただ、公務員なら定時で帰れると言った幻想は捨てた方がいいと思います。

一度公務員に就職したら転職は非常に難しい

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民間から公務員になる事はできますが、公務員から民間に転職するのは非常に難しいです。面接などでも、わざわざ公務員を辞めたという時点で怪しまれます。

また、民間企業からしたら公務員の仕事に慣れた人材を雇って大丈夫なのかという不信感を持たれる可能性もあります。公務員の仕事が民間に活かせないとは言いませんが、企業側の捉え方は非常にシビアです。

そのため、一度公務員なったら民間企業に転職するといった選択は捨てた方が良いかもしれません。

なお、給料が低いからといって副業などもすることができません。

定年まで働く事は確かに難しくない

定年まで働き続ける事自体は難しくありませんが、公務員に勤める前に抱いている最初に挙げたような理想は叶わないと思った方がいいです。

公務員と言えども、上司との人間家系をしっかりと構築し、仕事も結果を残して行かないと出世して給料を上げる事は難しいです。また、公務員と言えども残業や休日出勤を求められる事は多いです。

将来的には、能力不足や勤務態度による解雇が今よりも緩くなる可能性もあります。それらの事を考えると、安易に公務員の道を選ぶと後悔するかもしれません。

⇒民間企業から公務員に転職できる年齢

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