若者の間に広まる嫌老とは

no

若者の嫌老は、あまり表面化はしていませんが、確実に少しずつ進んでいます。理由を挙げると切がありませんが、簡単に言えば露骨な高齢者が優遇される社会が原因と言えます。

「年金の受給金額が下がっている」、「年功序列が崩れ始めている」、「早期退職の低年齢化」など高齢者にとっても頭が痛くなる問題は多いですが、一方でこれらの問題は、今の若い人達が中高年、高齢者となって行くと、より厳しくなっていく事が予想できます。

年金に関しては、今の10代や20代は貰えない可能性もあります。年功序列に関しても崩れ始めているといっても完全に崩れた訳ではありません。今の20代とバブル世代の20代の給料の上がり方を比べると、圧倒的に昔のバブル世代の若者の方が給料の上がり方は早く、高いです。

その事について表立って文句を言う若者は少ないですが、それでも自分よりも能力が低い中高年が高い役職にいる場合ですと、多少の反感は持ちますし、自分達の世代では、中高年の役職持ちと同じ給料にならない事を理解できても、心から納得できる訳ではありません。

このような表面化しない不平・不満が嫌老の原因の一つとなっています。

スポンサーリンク

高齢者優遇の政治

8899

老後破綻などの言葉もあり、高齢者が裕福な生活をしているとは言いません。

ただ、年金受給者に対する3万円のバラマキ、税額を増やす事による社会保障や年金の補填といった高齢者優遇が行われているのも事実です。

政治は、今税金を増やすなどをしないと将来的に社会保障や年金が破綻すると言いますが、それを50代の中高年が話しても、結局は自分達の老後と投票率を守るための言葉のようにも聞こえます。

実際に、若者に対する支援、子育てに対する支援などは一向に進んでいません。高齢者の政策を放って置けとは言いませんが、若者の貧困などは放っておけば日本の国力そのものが下がります。最近はニュースでも、高校の制服が買えずに学校に通う事ができなかったり、奨学金の負担が重くて、社会に出た時点で借金返済に頭を悩ませる若者もいます。

そのような、現状を放置して高齢者に傾倒した政治をしていれば、嫌老が進んで行くのも仕方がないと言えます。

政治に無関心な若者の自業自得なのか

099815

偶に高齢者偏重の政治政策は、若者の政治に対する無関心による自業自得と述べる方もいらっしゃいます。

ただ、若者と高齢者では、若者の方が投票等参加するのが難しいです。当たり前ですが、働き盛り若者の方が忙しいので投票率は下がりますし、少子高齢化も考えれば、より若者の意思が政治に反映される可能性がさがります。

もちろん、期日前投票といった忙しい人向けの投票もある程度整備されていますが、そこまでする余裕のない方が多いのも事実です。

若者が政治に無関心な傾向があるのは事実ですし、その点に関して多少の自業自得があるの確かです。

ただ、無関心になるまでの過程があったのは事実です。

実際に、若者の政治対する関心の強弱によって、高齢者偏重の政治が根本的に解決できるとは到底思えません。現状では少子高齢化という流れを変える事はできませんしね…

結局は政治に頼る必要の生き方が求められる

高齢者偏重の政治だからといって、高齢者が生きやすい社会という訳ではありません。そして、嫌老に関わらずに、自分の老後に国の補助が期待できない若者が積極的に今の高齢者を支える余裕なんてありません。

そのため、結局は国・政治に頼りきるのではなく、自分の力で豊かな生活ができるようになるしかありません。

そんなの無理だと言っても…どうにもならない社会になってきているのかもしれません。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加